- 綺麗なオージオグラムを作成するウェブサイトです。
- 学会・論文発表向けですが操作は簡単で、ビギナーからマニアまで広く対応しています。
- ベクトル形式(いくら拡大しても劣化しないPDFファイル)のオージオグラムが入手できます。
- 基本オージオグラムはJPEGファイル・PNGファイルでの簡易出力も可能です。
- PDFファイルはAdobe Readear(無償)で表示・コピー可能、JPEG・PNGファイルはそのまま利用可能です。
- オージオデータのロード・セーブ、平均聴力自動計算(身障にも対応)機能があり、様々な重ね描きにも対応しています。
- 最新のJIS(国内)・ISO(国際)規格に準拠しています。
- 本サイトは利用者が入力した情報を保持しません。
【お知らせ】
2024年8月
サイトを大幅更新しました(各ソフトウェアも最新版に)。
眼振所見描画ソフトウェアを独立させ、データのセーブ・ロードならびにCSVファイル(エクセル等で利用可)の出力を可能としました。また
オージオグラム描画ソフトウェアのFAQをリンクしました(聴覚医学会版と共用)。
2021年1月
オージオグラム描画【パーソナルコンピュータ高機能版】はAdobe Flash Player終了のため一般的なネット環境では利用できなくなりました。
MasqueVue / SimuAudioについても同様です。(公開は継続しておりますので、特殊な環境では利用可能です。)
一般の方はパーソナルコンピュータでも【タブレット版】を御利用ください。
なお、HTML5で使用可能な【パーソナルコンピュータ高機能版】新versionのプロトタイプは作成済ですが、完成版の公開は制作者に余裕が出てからになります(おそらくCOVID-19 pandemic終了後)。
l'Audiogramme 進化の軌跡 (Versions Précédentes depuis 2008)
L'an 2008
version AJ: 線の太さ・矢印の位置等をAudiology Japan誌の様式に完全適合(
日本聴覚医学会公認の古典的バージョン)
Audiology Japanバージョンの使用説明 下のversion 1.0の説明も参考のため御覧下さい
オージオグラム出力例(PDFファイルに変換:拡大してベクトル画像の美しさを御確認ください)
[オージオグラムを規定どおりに描くのは必ずしも容易でないため、これを解決しようという聴覚医学会の委員会活動に端を発しています。]
[ただし本バージョンは納期(理事会)までに動作確認が必要なことから、内部バージョン0.85の段階での公開となりました。]
[また初期のバージョンの出力はEPS(Encapsulated PostScript)ファイルで、使用するには市販のソフトウェアで加工する必要がありました。]
[因みにこのEPSファイルはPostScriptプログラムを記述したものです。興味ある方は解読してみてください(もちろん簡単にはできないように作ってあります)。]
version 1.02A: 中間周波数(800、3000Hzなど)・ブースター(130dBまで)に自動対応、データのセーブ・ロード可
註:AJ対応モードはAudiology Japan誌のフォーマットにほぼ沿って、より見易くしたものです
version 1.0B の簡易使用説明
version 1.1 (2.1): 英文軸ラベル選択可能
version 1.2 (2.2): 750Hz/800Hz選択可能
[サーバサイドの言語をPerlから保守が容易なPHPに変更し、バージョン2が誕生しました。]
version 2.3A: オージオグラムプレビュー(出力イメージ簡易表示)機能追加
上にあるversion 1.0Bの説明を参考にして下さい。
L'an 2009
version 3.0: オージオグラムの重ね描きを可能に
Ver. 2.3でセーブしたオージオデータファイルを8つまで指定できます。
version 3.5: 線画オージオグラムの重ね描き
version 4.5A: 基本オージオグラムのPDF出力可能バージョン(
全面改良版)
新機能1:基本オージオグラムを
PDFファイルとして書き出し可能。画像処理ソフトを買わなくても良くなりました。
PDFファイルの利用方法は
こちらを参照。
新機能2:マスキングなしの骨導閾値(<,>)を追加。
新機能3:重ね描きオージオグラム(カラー・8個まで)
新機能4:線画オージオグラムの重ね描き(モノクロ・20個まで)
新機能5:最後に表示したデータの回復可能(クッキーをオンにしておく必要があります)
オージオデータフォーマットが改正され安定しました。
[ファイルのやりとりに際しての文字化けを防ぐためにキャラクタのMSBを使用しないフォーマットに改変]
L'an 2010
version 5.1A: 前額部骨導などJIS・ISOへの対応、ページのコンパクト化、重ね描きの改良
データフォーマットを再度改正しましたが、ver.4のデータをそのまま使用できます(上位互換性あり)。
version 5.5A: オージオデータ整合性の簡易検証(マスキング検証機能はありません)
重ね描きを含め
全てPDFファイルとして出力可能
Adobe Flash Player不要の最後のバージョンです。
Flashが使えない環境に対応するため公開を継続します(JavaScriptは必要です)。
version 6.3.3A: Adobe Flashを使用・マスキング検証等を追加したメジャーバージョンアップ
PDFファイルをメインとして出力(基本オージオグラムはJPEGも可)
主な改良点(以前からある機能については以上を御覧下さい)
- Adobe Flashによる直観的入力が可能・Flashから基本オージオグラムをJPEGファイルで出力可能:使用法はこちら
- ノートパソコン用に小さなFlash画面も用意(Flash Small):但しこちらからJPEG出力は出来ません
- プレビュー画面が、閾値入力によるオージオグラム更新をリアルタイムに反映するようになりました
- 「簡易レポート」機能で、気導平均聴力やケアレスミスをレポートします(負のABギャップ・大きすぎるABギャップ等)
- 「マスキング検証」機能で、骨導マスキングの妥当性をチェックできます
- 入力したオージオデータをCSV形式で出力可能:エクセル等でのデータ解析に使用できます
- 「重ね描きオージオグラム」機能で、各々のオージオファイルで表示するデータを選択可能(右気導のみ・三角マークのみ等)
- 「線画重畳オージオグラム2」機能で、CSVファイルに入力したデータを一気に重ね描きできます(上記CSV出力からもコピー・ペースト可)
CSVファイルのテンプレートはこちらからダウンロード下さい
複雑なオージオグラムの描画 独立ページとして分離
l'Audiogrammeでセーブしたオージオデータやエクセルで作成したCSVファイル等を用います
L'an 2011
version 6.5A: 身体障害診断書に準ずる4分法平均聴力のレポートを追加
SimuAudio ver 1.01A (Audiometry Simulator): 聴力検査マスキングシミュレーション(
スピンオフソフトウェアその2)
初代の聴力検査シミュレータです。ゲーム感覚で純音聴力検査を習得でき、骨導マスキング・プラトー法の表示が可能です。
L'an 2012
version 7.1.2A: 国際規格(ISO)オージオグラムを描画可能としたメジャーバージョンアップ
オージオデータファイルフォーマットを再拡張(ver.4以降とは互換性あり:読み込み可能)
version 8.0.1A: Adobe Flashによる直観的入力を統合したメジャーバージョンアップ
- Adobe Flashによる直観的入力を統合・常に基本オージオグラムをJPEGファイルで出力可能
- 国際(ISO)オージオグラム描画機能(気導の描画はマスキング有・無の閾値を独立・混合させる2方式が可能)
国際記号ではマスキング下の気導閾値を右△マーク、左□マークで、マスキングの無い前額骨導閾値をV字マークで表します。
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利用の手引き (Ver. 8)
@マーク(左右・気導骨導など)の選択
Aメニューによる閾値設定
Bクリックによる閾値設定
「閾値入力⇒スケールアウト指定⇒消去」を反復
Cクリックによる周波数選択
左右矢印キーも使用可能
Dオージオグラム内のポイントを直接クリックしてもOK
EPDF画像ダウンロード
FJPEG(簡易)画像ダウンロード
デザイン等の細かい設定は反映されません
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SimuAudio ver 3.1.1A (Audiometry Simulator): 聴力検査マスキングシミュレーション(
スピンオフソフトウェアその2)
- 2012年聴覚医学会講習会に対応し、MasqueVue(マスキング可視化)の機能を統合しました。
L'an 2013
iPhone, Android Phone用
l'Audiogramme Petit ver 2.1A
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- スマートフォン(iPhone, Android, etc.)のブラウザから利用可能
- 必要な機能に絞ったスリムバージョン
- PDF画像ダウンロード機能
- PNG(簡易)画像表示機能
- カラー・白黒切り替え機能
- 身障4分法平均表示機能
- 利用法はこちら
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iPad用
iAudiogramme ver 1.0 *iOS7まで動作確認済(より新しいiOSでは動かない場合があります)
[最新のiOSでは動作しないので現在公開を停止しています。]
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- App Storeからインストール可能(無料)
- オージオグラム画像をカメラロールに保存
- 日本語・英語切り替え機能
- カラー・白黒切り替え機能
- 身障4分法平均表示機能
- データファイルはiTunesのファイル共有機能からパソコンに保存可能
(パソコン版 l'Audiogramme で再利用できます)
- 利用法はこちら
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L'an 2014
l'Audiogramme ver 9.2 PNG出力を追加(重ね描き対応)・データ構造を改訂
出力はPDFファイル(基本オージオグラムはJPEG・PNG出力も可)
Adobe FlashPlayerが必須です:Flash使用不可の環境では、引き続き公開中の
旧バージョン(ver 5.5)を御利用下さい
*2015年10月現在で、Chrome等一部のブラウザでJPEG・PNG出力がブロックされる現象が発生しておりましたが、2016年1月現在で自然解消の模様です。
トラブル継続の場合には他のブラウザを利用いただくか、PDFファイルからJPEG等に御変換ください。変換法はこちら。
*2015年9月頃より一部のダウンロード(PDFファイル・データファイル)にトラブルが発生しておりましたが、解決しました(サーバ側の問題)。
主な機能(以前からある基本的な機能については上記の歴史を御覧下さい)
- 基本オージオグラムをJPEG・PNGファイルで出力(カラー・白黒とも)可能
- PNGファイルを用いた重ね描きに対応(画像ソフトウェア利用:方法はこちら)
- 全ての周波数で骨導入力を可能に:併せてオージオデータファイルフォーマットを改訂(上位互換性あり)
- 国際(ISO)オージオグラム描画機能(気導の描画はマスキング有・無の閾値を独立・混合させる2方式が可能)
国際記号ではマスキング下の気導閾値を右△マーク、左□マークで、マスキングの無い前額骨導閾値をV字マークで表します
- 身体障害診断書に準ずる4分法平均聴力を常時表示
- 聴覚医学会推奨(Audiology Japan Vol.57 No.4)の4周波数平均聴力[ (500Hz + 1000Hz + 2000Hz + 4000Hz) / 4 ]表示を追加
- 「マスキング検証」機能で、骨導マスキングの妥当性をチェックできます
- 入力したオージオデータをCSV形式で出力可能:エクセル等でのデータ解析に使用できます
- 「重ね描きオージオグラム」機能で、各々のオージオファイルで表示するデータを選択可能(右気導のみ・三角マークのみ等)
- 「線画重畳オージオグラム2」機能で、CSVファイルに入力したデータを一気に重ね描きできます(上記CSV出力からもコピー・ペースト可)
CSVファイルのテンプレートはこちらからダウンロード下さい
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利用の手引き (Ver. 9)
@マーク(左右・気導骨導など)の選択
Aメニューによる閾値設定
Bクリックによる閾値設定
「閾値入力⇒スケールアウト指定⇒消去」を反復
Cクリックによる周波数選択
左右矢印キーも使用可能
Dオージオグラム内のポイントを直接クリックしてもOK
EPDF画像ダウンロード
FJPEG(簡易)画像ダウンロード
デフォルトはカラー画像
シフトキーを押しながらクリックで白黒画像(以下も同様)
デザイン等の細かい設定は反映されません
GPNG(簡易)画像ダウンロード
HPNG("Marks Only")画像ダウンロード
重ね描き用にマーク・線のみ描画
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注意:高機能版(ver. 5以降)では
ブラウザの「戻る」・「再読み込み(更新)」ボタンを使用しないで下さい
(画面が乱れます:現在の所ブラウザの仕様により対処不可能であり、最初からやり直す場合には「全データクリア」ボタンを使用して下さい)
L'an 2017
l'Audiogramme ver 10.6B 眼振図描画機能を追加・サーバサイドプログラムを改訂
Adobe FlashPlayerが必須です:Flash使用不可の環境では、引き続き公開中の
旧バージョン(ver 5.5)を御利用下さい
主な改良点(基本的な機能については前バージョンと同様ですので、
上記ver 9.2の説明を御覧下さい)
- 眼振図描画機能を追加(PDFファイルダウンロード:利用法はこちら)
- PHP言語の最新仕様に合わせてプログラムを改訂(旧バージョンは順次稼動しなくなる可能性があります)
- 「重ね描きオージオグラム」・「線画重畳オージオグラム」等の複雑なオージオグラム描画は別ソフトとして分離(上段)
- 「マスキング検証」機能を削除:研究の結果、原理的に骨導マスキングの妥当性を判定できない場合があることが判明したため
L'an 2018
l'Audiogramme ver 10.8 Adobe Flash Player が必要な高機能・最終版
(残念ながら
2020年末でFlash Playerは終了しました)