SimuAudio 問題No11の解説
- 純音聴力検査シミュレーションソフトウェアSimuAudio 問題No11の解説ページです。
- 本問は一側伝音難聴(Mass Curve: 滲出性中耳炎・耳小骨離断など)のオージオグラムです。気骨導差が平坦か、やや高音部に強い特徴があります。
- 問題No1〜No4・No10の解説を読まれていることを前提としています。
1.マスキング無しでの両側気導・骨導閾値の測定
- マスキング無し(Mask OFF)の状態で両側の気導・骨導聴力閾値を測定します。
2.マスキング下での左側骨導閾値の測定
3.マスキング下での右側骨導閾値の測定
- 問題No10と同様にしてマスキングをかけて測定します。分かりにくければプロフィールを作成してください。
4.骨導閾値が得られない周波数での気導マスキング
- 本問では8,000Hzが伝音難聴で骨導閾値が得られない場合に相当します。正解表示のプロフィールを示しますが、正確な気導閾値確定が困難なことが分かります。