Tips集(Q&A)・素材集
- Q: 新しいJIS規格のカラーオージオグラムを出力する方法は? A: 解決法へ
- Q: もっと沢山のオージオグラムを重ね描きしたい。 A: 解決法へ
- Q: 耳鳴検査の結果を記入したい。 A: 解決法へ(素材集利用)
- Q: マークを自分で追加したい。 A: 解決法へ(素材集利用)
新しい規格では、右を赤、左を青で表示して、左も実線で結びます。下図の様にチェックします。
あとは画像をダウンロードするだけです。(下はPDF画像の例)
「重ね描きオージオグラム」(1枚に8つまで)・「線画重畳オージオグラム」(1枚に20まで)とも2枚以上の画像を重ねることにより、
結果的にいくつでも重ね描きすることができます。以下に「重ね描きオージオグラム」の例を示します。
まず下図のように「130dB固定」と「軸線なし」をチェックします。「130dB固定」は、
自動的に最高値が120dB・130dBで切り替わるのを抑制するためですが、125dB以上の値が無い
場合にはチェックしなくても構いません。
画像処理ソフト(Adobe Photoshopシリーズ, Illustratorなど)上で重ね合わせます。
下図は上に重ねる画像をPhotoshopに取り込んだ(ラスタライズ後)ところです。「画像の統合」は行わず、
このまま(裏が透けて線画のみの状態)でコピー&ペーストします。軸のラベルは重ね合わせる目印のため残してあります。
(デジタルデータなので完全にぴったりと重ねることができます。)
「線画重畳オージオグラム」でも同様ですが、こちらは軸線を消す必要がないので必要に応じて「130dB固定」を選択するだけで済みます。
耳鳴検査のマーク(詳しくは南山堂「聴覚検査の実際」参照)と各閾値マークをまとめた素材集を用意しました。
下はAudiology JapanデザインのPDFファイルの例です。
修正するファイルの種類に合ったものを下のリンクから右クリック→「対象をファイルに保存」でダウンロードします。
EPSファイルはブラウザによって拡張子が".eps"でなく".ps"となることがありますが、問題ありません。
あとは画像処理ソフト(Adobe Photoshopシリーズ, Illustratorなど)上で必要なマークを選択ツールで囲んでコピー&ペーストするだけです。
線画なのでペーストしても後面の画像に重なるだけで、線などを消してしまうことはありません。
Photoshopシリーズでラスタライズする場合には修正する画像と同じ解像度(300dpiなど)を選ぶのを忘れず、
また素材画像については「画像の統合」を行わないで(裏が透けたままにして)コピー&ペーストして下さい。